2015年2月27日金曜日

The Sun Came Out (Making of the album)DVD

しっかり感想を書きたいと思っていたのですが・・・

きゅうりが・・・(謎)

もうきゅうりの事しか出てきません(笑)


とりあえず、今回はその事だけ書きます。


Johnnyさんが「ちょっとこれ見てくれよ」という感じで
差し出したものそれは

きゅうり。

きゅうりに、トマトに、その他良く分からない野菜に
角切りチーズ。

まな板と包丁とお皿。
お皿と言うより、タッパーみたいな受け皿。

「80's pop iconに対する尊敬の念はまるでゼロ!」

と笑いながらきゅうりを食べています。

どうやら、レコーディングでNZに3週間の滞在中
きゅうりづくしだったようで。

最後のお別れの挨拶の時、
「ある人」がJohnnyさんに
メッセージ入りの巨大きゅうりを手渡し。
しかも階段の途中で。

「ジョニー、君は本当に大切な友人だよ、だから、ほれ」
と渡した途端、
Johnnyさんは黙っていなかった。

ぶち切れてきゅうりで彼を殴る暴挙に。
それも結構激しかったりして。

私はしばらく爆笑してしまいました。

スーパーで、
きゅうりを見ると微笑んでしまいそうです。

~~肝心の内容について~~
このDVDは2012年に発売されていて、
私は今年(2015年)USのAmazonで
送料込みで2,000円弱で
購入しました。

ライブ映像もありますが、
メイキングフィルムですから、
レコーディングに興味ある人でないと
見ているのが辛くなるかもしれません。

皆がだらだらしている様子とかが多いので
ただひたすらアーティストの素顔が見たい人向け。
少し前衛的な効果も使われているし、
全体にマニア向けっぽい雰囲気です。

レコーディングに興味ある方なら、
これはお宝画像でしょう。
(既に持っていらっしゃいますね)

アルバムが発売されてからかなり時間が
経っていますから、
雑多な内容を編集するのに相当時間が
かかったのだと思います。

ライブ映像や、
「ああこんな風にしてレコーディングしたんだ!」
など、きゅうり以外にも、
面白い見所は沢山あります。

私は『Learn to crawl』
のレコーディング風景がとても好きです。

Johnnyさんの、
『Run in the dust』のレコーディング風景も
興味深いです。

そしてとても優しい雰囲気の
Phil Selway(Philさんと呼びたい)
の『Ties that binds us』のライブ。

彼は一旦、イギリスに戻らなければ
ならなかったそうで、
戻ってこれて本当に嬉しいです、
と語るその言葉遣いが丁寧すぎる。

なんだかまるで、
雨の中、
捨て猫を拾う大男の様な
優しさをこの人から感じてしまう。

彼はBrian Jonesみたいに
サスペンダーを思い切り上の方に
引き上げてギターを弾くのですね。
何故あんなに上に上げるのでしょうか。

最後に感謝の言葉と共に、
ペコリと頭を下げる
彼にほろりとさせられます。

Johnnyさんとは又違った魅力の方です。

なにせ3週間しかないので、
その場で曲のコードを教えて、
一日で曲を完成させたりとか
そういう意味では大変そうです。
段々疲れてきてソファで休憩しながら
打ち合わせしたり。

なんとなくその皆の疲れた姿が
格好良かったりして。
全体的に年齢層が高いんですけど、
そんな事はもう、どうでもいいです!

熟練の職人のように楽器を奏でる様子は
神々しく感じます。

Stingもそうでしたが、
階段の踊り場付近は
家の中で録音するのに適しているみたいです。
確かに共鳴していい感じかもしれませんね。
時々皆が階段で演奏する姿が見られます。

ニュージーランドの美しい自然に囲まれて、
集まったメンバーも皆、リラックスしてレコーディング
しているように思いました。

1の時もそうでしたが、2も最後にライブを行い、
その収益はOxfamに寄付するための
チャリティーイベントだったようです。












2015年2月13日金曜日

The ties that bind us / 7 worlds collide

『The ties that bind us』 を年がら年中聴いてしまう。

Radioheadのドラマー、Phil Selwayのソロアルバムから
『7 worlds collide』のアルバムに収められた
心に沁みる1曲。

当初、Johnny Marrの参加したアルバムという事で
手に取った作品だった。

はっきり言って、最初はとても地味に感じる。
そこで手放してはいけない。
何度も聞き返すうちに味が沁みて来るから。
長時間煮込んだブイヤベースの様な暖かな味わいが 。

「息子よ、この腕の中に君を抱き、
この酷い世界からお前を守りたい。」
親子の絆、Phil Selwayはこの曲を次世代に向けて歌う。
ささやくように語るような子守唄。

なんとなく、
彼の曲は子守唄っぽい物が多いのですけど^^;

『High and dry』とか、
Radioheadの曲でピンときた人なら、
彼の世界観に共鳴すると思う。

そこにNeil Finnの血の気が加わる。
暖炉に火が灯り、
そこにいる仲間が自然と歌い始めるような感じ。

Neil Finnは心に明かりをを灯す人だ。
彼がギター片手に静かに歌い始めると、
観客は当然のように歌を歌いだす。
キャンプファイヤーの様に火を囲んでいる仲間のように。

私達をつなぎ止める絆。

暖かな春がやってきても、
爽やかな初夏が手招きしても、
真夏のうだるような暑さがやってきても、
秋風の吹く季節になっても、

いつでも傍に置いておきたい1曲。

The ties that bind us / 7 worlds collide









Madonna - Beautiful Stranger (Official Video) [HD] 90年代後半からのマドンナ

Madonnaって80年代、90年代、と年代ごとに全然違う顔をしている。 ごく初期の物も好きだけど、90年代以降の彼女のアルバムは 今聴いても凄く面白い。 William Orbitのプロデュースの頃の『Ray of light』『Music』は 本当に何度も聴いたことか。 その...