2013年8月13日火曜日

Johnny Marr on Summer sonic 2013' part4

私が今回、本当に彼のライブを見てよかったと心底感じた
最大の理由は、20数年の時を経ても、
The Smithsの歌詞を忘れないでいる人達と一緒に
歌を歌えた事です。

20数年間、いろいろな事があっても忘れないでいた
宝物のように大切に守り通してきた想いが、
今回の彼のソロデビューが起爆剤になって、
一斉に解き放たれた瞬間、
私は泣きそうになりました。

Johnnyが歌い始める前から、
最初の1フレーズだけで
すぐにああ、あの曲だ!と
歓声が上がる、それがThe Smithsの曲での
ひとつのハイライトでした。

そして皆、もう最初からそうする事が
決まっていたかのように
自然と歌い始めたのです。

*「Take me out, tonight....
(今夜、僕を連れ出してほしい)」
ステージでのJohnnyはまるで、
本当はずっとこうしたかったんだよ、
と語りかけるように歌いました。

*「Driving in your car, I never never want to go home....
(君の車でドライブしよう、家には二度ともどらない)」

ステージと観客がひとつに溶け合ったような瞬間でした。


長い間、見えなかっただけで、
本当に明かりは灯っている、
皆と暖かく想いを分かち合う事が出来る、
彼が岬の灯台の様に皆の心に明かりを灯した、
だからこれからもこんな風に生きていける。

大げさかもしれませんが、そんな風に感じました。



*『There is a light that never goes out』
 (決して消えない明かりがある)
 by "The Smiths"
 Album『The Queen is dead
 in 1986'






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