2015年2月13日金曜日

The ties that bind us / 7 worlds collide

『The ties that bind us』 を年がら年中聴いてしまう。

Radioheadのドラマー、Phil Selwayのソロアルバムから
『7 worlds collide』のアルバムに収められた
心に沁みる1曲。

当初、Johnny Marrの参加したアルバムという事で
手に取った作品だった。

はっきり言って、最初はとても地味に感じる。
そこで手放してはいけない。
何度も聞き返すうちに味が沁みて来るから。
長時間煮込んだブイヤベースの様な暖かな味わいが 。

「息子よ、この腕の中に君を抱き、
この酷い世界からお前を守りたい。」
親子の絆、Phil Selwayはこの曲を次世代に向けて歌う。
ささやくように語るような子守唄。

なんとなく、
彼の曲は子守唄っぽい物が多いのですけど^^;

『High and dry』とか、
Radioheadの曲でピンときた人なら、
彼の世界観に共鳴すると思う。

そこにNeil Finnの血の気が加わる。
暖炉に火が灯り、
そこにいる仲間が自然と歌い始めるような感じ。

Neil Finnは心に明かりをを灯す人だ。
彼がギター片手に静かに歌い始めると、
観客は当然のように歌を歌いだす。
キャンプファイヤーの様に火を囲んでいる仲間のように。

私達をつなぎ止める絆。

暖かな春がやってきても、
爽やかな初夏が手招きしても、
真夏のうだるような暑さがやってきても、
秋風の吹く季節になっても、

いつでも傍に置いておきたい1曲。

The ties that bind us / 7 worlds collide









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