2017年7月26日水曜日

Dispicable me3

先日、『怪盗グルー』の新作を観てきました。
4Dで鑑賞出来るかと思っていたのですが、
全くそんな情報は無くて、結局通常の2D版で
大人しく鑑賞してきました。

『怪盗グルー』シリーズは今年に入ってから
ふらっと借りて観たものが内容がとても良かった
のでとても期待していました。
ですが、
シリーズ3作目いう微妙な立ち位置と、
ミニオンがグルー以上に面白すぎたことで、
今回の内容が果たして前作を凌げるかどうか
ちょっと疑問に思っていました。

これはどんな映画(TVシリーズも)に
言えることかと思うのですが、
3作目って、一番難しいと思うのです。
観ている人は物凄く期待しているから
製作者も、お客さんの反応が物凄く気になると
思うのです。
そういった意味で、色々な物を観て貰って
あらゆる年代の人に楽しんで貰いたい
と思っていたのかなと思います。

まずまず楽しかったです。
ミニオン達がスクリーンでうろうろしてるだけで
楽しいし、和みます。
ルーシーは結構好きなキャラクターですが、
今回はお母さんらしくなりたい、家族になりたいと
思って頑張っている様子が描かれています。
グルーはまるで本当の父親かのような貫禄があり
彼らは誤解や行き違いはあっても基本仲良しで
ずっと幸せに暮らすのだろうな、と思わせます。
ただ、1から観ていると、彼らの『ちょっと変な』感じが
無くて、 普通になってちょっと寂しいような気もします。
ストーリー展開に関しては、色々なエピソードが
多くてちょっと忙しく感じたように思います。
飽きさせないように一杯お話を詰め込んだのでしょうか。
これもこれもおつけして!の通販のような感じでしたから、
もっとシンプルにテーマを一本に絞っても
お客さんは十分楽しんでくれたのではないかと思います。

ミニオンのキャラクター設定ってなかなか難しいと思います。
あどけないルックスなのにすごく危険な存在。
悪気はないのに凶悪なスタンス。
ただ今回はミニオンの振る舞いに終始疑問を感じて
しまいました。

こういうアニメは難しいですね。
きっと製作者もかなり頭を抱えたことでしょう。
絶大な人気があるだけに、プレッシャーも
かなりあったのではないかと思います。

あくまでこれは、私個人の感想ですから
気になる方は1度ご覧になった方が宜しいかと
思います。

シリーズ中、作品として最も優れていると思うのは、
やはり1の『月泥棒』ですね。
あの意外性と、スケールの大きさ、人類愛、
コンプレックスの強いグルーが子供達と成長していく様子と
可愛くて面白いミニオン達のコントラストが絶妙で
何度観ても飽きません。

海外のサイトで『Minion Quotes』というのが
あるのですが、ミニオン達の絵の雰囲気に合わせた
格言がとても興味深いです。
その格言というのがまた、ハチャメチャで
観るたびに微笑んでしまいます。


前作までのシリーズに使われていた
Pharrel Williams やRobin Thickeの曲が大好きで、
ミニオンの歌と共によく聴いています。

ミニオンはそのルックスから見て取れるように
シンプルさが売りだったように思います。
黄色いゴムのお人形のようなのに
意外と手先が器用で、すごい団結力がある、
なのに
一筆書きで書けるぐらいのシンプルさ。

人は意外性に惹かれるのでしょうか。

そしてどうしても理屈で理解しようと考えて
しまうものでしょうか。

今回の映画については
色々な人が様々な意見を述べています。

ともあれいつかまた
ミニオン達に会いたいです。

追記:私は1,2がやっぱり好きです。
ルーシーの描き方が、前回の様な天然系の方が
合っていたと思います。

















2017年7月21日金曜日

DuranDuran

DuranDuranが9月に来日します。

ナイル・ロジャースも来る!と喜んでいたら
武道館公演のみなんですね。

Duran Duranはいわゆる『洋楽』というものに
のめり込み始めたティーン・エイジャーの頃から
よく聴いていました。

80年代の功罪というか、
あの余りにもキラキラ・ギラギラした音の世界は
少し眩しすぎて、
バブルの終わりごろには音楽シーンがすっかり
変わっていき、
グランジ、ファンク、などに移っていき、
私は無邪気にその流行を楽しんでいました。

Duranをまたきちんと聴くようになったのは
ここ最近、ダンスの振付を考えるようになってからです。
彼等のアルバムはとてもユニークで、
シングル・カットされていない
珠玉の作品を見つけることが楽しみになっていました。

彼等に関しては余り理屈っぽく考えたくなくて
今まで余り書いたり話したりしたことありません。


・・・サイモンが余りにも素敵だったから(笑)

昔、百貨店とかの特設コーナーに、
好きな写真を持っていくと300円ぐらいで
バッジを作ってもらえるサービスがあって
私はご想像通り、サイモンのアップの写真を
持っていったのですが、
顔が大きすぎてバッジいっぱいいっぱいになって
友達と店員さんが必死に笑いをこらえていました。


 サイモンは孤独な夜にふと現れる
中世の吟遊詩人のようでした。

Duranの音楽はとてもミステリーで
私は彼らの描く世界を通して
自分の夢を観ていたように思います。

サイモンの書く詩がとても不思議で、
ニック・ローズのシンセは聴いた事も
無い様な不思議な音色で
挑発的なギターやドラムが大人の世界を
感じさせてくれました。

ポップ・スターを堂々と演じ続ける
という潔さ

長い月日をかけて継続している事

尊敬しています。

また再び、夢を観させてくれるのでしょうか。



追記:もう随分前になってしまったが
Duranのライブに行った一週間後、
大阪のお好み焼き屋さんで豚玉を食べながら
サイモンが「この後食べに行くのかな
(みたいなニュアンスの英語で)
OKONOMIYAKI~!」と叫んでいたのを
しみじみ思い出していたら
 急にお店のBGMが
『Ordinary World(オーディナリーワールド)』
になりました。
なんというSynchronicity(シンクロニシティ)。
彼らは日本食大好きなんだそうで
大阪の食べ物にもとてもとても詳しかった。




















Madonna - Beautiful Stranger (Official Video) [HD] 90年代後半からのマドンナ

Madonnaって80年代、90年代、と年代ごとに全然違う顔をしている。 ごく初期の物も好きだけど、90年代以降の彼女のアルバムは 今聴いても凄く面白い。 William Orbitのプロデュースの頃の『Ray of light』『Music』は 本当に何度も聴いたことか。 その...