2017年7月21日金曜日

DuranDuran

DuranDuranが9月に来日します。

ナイル・ロジャースも来る!と喜んでいたら
武道館公演のみなんですね。

Duran Duranはいわゆる『洋楽』というものに
のめり込み始めたティーン・エイジャーの頃から
よく聴いていました。

80年代の功罪というか、
あの余りにもキラキラ・ギラギラした音の世界は
少し眩しすぎて、
バブルの終わりごろには音楽シーンがすっかり
変わっていき、
グランジ、ファンク、などに移っていき、
私は無邪気にその流行を楽しんでいました。

Duranをまたきちんと聴くようになったのは
ここ最近、ダンスの振付を考えるようになってからです。
彼等のアルバムはとてもユニークで、
シングル・カットされていない
珠玉の作品を見つけることが楽しみになっていました。

彼等に関しては余り理屈っぽく考えたくなくて
今まで余り書いたり話したりしたことありません。


・・・サイモンが余りにも素敵だったから(笑)

昔、百貨店とかの特設コーナーに、
好きな写真を持っていくと300円ぐらいで
バッジを作ってもらえるサービスがあって
私はご想像通り、サイモンのアップの写真を
持っていったのですが、
顔が大きすぎてバッジいっぱいいっぱいになって
友達と店員さんが必死に笑いをこらえていました。


 サイモンは孤独な夜にふと現れる
中世の吟遊詩人のようでした。

Duranの音楽はとてもミステリーで
私は彼らの描く世界を通して
自分の夢を観ていたように思います。

サイモンの書く詩がとても不思議で、
ニック・ローズのシンセは聴いた事も
無い様な不思議な音色で
挑発的なギターやドラムが大人の世界を
感じさせてくれました。

ポップ・スターを堂々と演じ続ける
という潔さ

長い月日をかけて継続している事

尊敬しています。

また再び、夢を観させてくれるのでしょうか。



追記:もう随分前になってしまったが
Duranのライブに行った一週間後、
大阪のお好み焼き屋さんで豚玉を食べながら
サイモンが「この後食べに行くのかな
(みたいなニュアンスの英語で)
OKONOMIYAKI~!」と叫んでいたのを
しみじみ思い出していたら
 急にお店のBGMが
『Ordinary World(オーディナリーワールド)』
になりました。
なんというSynchronicity(シンクロニシティ)。
彼らは日本食大好きなんだそうで
大阪の食べ物にもとてもとても詳しかった。




















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